畳をまくって床タルキと大引きと束を撤去した状態です。
築年数が経っている為に今回は大引きと束もやり替えしました。
束石が不均等な石だった為に今の束石に入れ替えて間隔も3尺間隔に入れなおします。
束も微調整しやすい鋼製束にしてしっかりと大引きを支えます。
今回の家は床下に石が敷いてあり、湿気の心配のない家でした。
湿気の多い場合は防湿工事をする場合もあります。
床をはぐった後にレーザー水平器で現在の建物の傾きを確認しています。
35年以上経っている建物の場合は傾いていることが多いので一部の部屋だけを直す場合は注意が必要です。
今回は3.6m程の間で3㍉程の傾きしかありませんでした。
傾きが多い場合は新しい床と既存の床の取り合いに工夫が必要です。