雪国の富山県では
冬暖かい家ってかなり大事なポイントですよね。
最近はいろんな断熱の方法があり、
20年前の住宅に比べて
かなり「暖かい家」の性能がアップしています。
私の実家は築37年、在来木造工法で断熱材は多分グラスウール。
しっかり入っていないかもしれませんね。
典型的な田づくりの家で隙間風がひゅーひゅー入り
床が凍るように冷たくて
トイレにはかなり気合をいないと行けません。
1昨年、蓄熱式暖房機を入れました。
確かに灯油を入れる手間が省け
朝起きるとすぐ暖かくなっている点では
以前に比べ格段に暮らしやすくなりました。
でも、しっかり断熱してある家での効果に比べると
かなり残念な感じです。
かといって家を壊して建て替えるにはコストがかかる。
二人娘の長女の私が嫁に出ただけに
跡取りもなく暮らしている母だけの広すぎる家を
暖かく快適に・・・が課題です。
砺波地方では独居世帯がどんどん増えています。
可能な限り一緒に暮らせたら・・・
親にも孫にも子にもいいことばかりです。
私が結婚するときに仲人をしてくださった森さんは
「一家にはかまどはひとつ。」とおっしゃっていました。
若いうちはなかなか「その通り!」と思えませんでしたが
子どもたちがおじいちゃんおばあちゃんに可愛がってもらい
一緒に暮らすうちに「一家にかまどはひとつ」の良さがだんだんわかってきました。
住宅の性能で暖かいことも大事ですが
こころが暖かく過ごせることも大切だなぁと思います。