8月27日「2階にトイレをつくりたい、できればキッチンも洗面も」というお客様宅の現地確認に行きました。
Sハイムで建てられた築25年ほどの家。
お聞きすると工場で作られた軽量鉄骨のフレームと壁でできた家。
建てたSハイムさんに聞いたら「今から2階にトイレはできない」といわれたそうです。
築25年くらいたっていますがとてもきれいにお住まいでした。
しっかり断熱もしてあるのか、今まで結露したことはほとんどないそうです。
お風呂の天井点検口や床下点検口からも確認してみました。
和室の床下には木のくずを圧縮して固めたような材料がはってありました。
一部屋ずつ?フレームで仕切られている。
くるいもほとんどなくしっかりしたつくり。
柱ではなく壁で支えているようで大空間を後から仕切ることは可能ですが、
せっかく断熱や機密をしっかり施工されているものに穴をあけたりするのはもったいない。
建てる時に、のちのちは2階に水回りを作りたいと計画してパイプシャフトを作っておくなど。
後から間取り変更しにくい工法の家では先に将来のことも考えておくことが大事だと思います。
外壁厚も木造の家に比べると大変薄くつくられています。
壁に断熱材がはいっていると思われるため外壁に穴をあけるのはもちろん、
改装はよく検討しないとせっかくの性能が台無しになります。
工場で製造されたフレームや壁を組み立ててつくる性能の良さと後からの間取り変更のしにくさ。
木の家は現地での工事の施工により性能にばらつきが出やすいのと後々の間取り変更はしやすい。
様々な工法により特徴があります。