ただ今実験中・・・第二弾
前回『ただ今実験中・・・無垢材の調湿実験』をご覧いただきましたが、
今回のこの『カビの繁殖実験』は、実際に室内の調湿性能がカビの繁殖にどのような影響を与えるかを目で見ていただく実験です。
右側が合板フロアで仕上げた部屋。
左側が桐の床材と壁材で仕上げた部屋です。
それぞれの部屋の中に、同じ大きさの食パンを入れカビの繁殖を観察します。
平成27年・西暦2015年6月11日木曜日 13時17分48秒実験開始です。
夏休みの自由研究みたいですね!?今後の進展?に乞うご期待♪
○予備知識○
桐材は恒湿作用が高い!!
恒湿作用とは、木材が湿度変化に対応し、湿気を吸放出することで湿度の高低を緩和する能力のことです。
湿度を一定に保つことに優れているのが、この桐材です。
桐材は腐食に強い!!
桐材には多量のタンニン(防腐力が大きい成分)が含まれています。
そのため、湿気のある日本の風土でも腐りにくく、苔や細菌の繁殖もおさえて、長時間の使用に耐えます。