壁面の補修をしたお宅の写真です。昨年の写真です。
壁面にクラックが入っている。そして二階がゆれるとのことでした。
建て物のバランス、外壁の傷みを見て補強する箇所、修繕する箇所を決めて解体を始めてみると。
表面のモルタルにカッターを入れると手ではがせるくらいぼろぼろになっていました。
柱もこのように
家の角部分で危険なので補強しながらの解体です。
筋交いもこの状態に。
これでは揺れるはずです。
取り外した柱です。柱の断面が3割以下に
土台も腐食していたので、パッキンを入れて桧の土台、柱に入れ替え
柱を入れた内部に枠組みをして、構造用合板を内部からN釘打ち
腐食がひどかったので、一階部分の補強が終わってから二階の解体です。
内部からも構造用合板で補強です。
二階の壁面はこのように。
胴差しの傷みは少なかったのですが二階の柱には両側に添え柱を入れて壁面の補強です。
下地をして
モルタルを塗って
この後仕上げ塗りをして、塗装をして仕上げました、
建て物のバランスが悪く、強度が十分でないため壁面にクラックが入り、そこから水が浸入してさらに建て物を弱くした様です。