代表取締役 水上 幸俊(みずかみ ゆきとし) 自己紹介へ

ただ今実験中・・・家の室内環境における無垢材の調湿実験

公開日:2015/03/11(水) 更新日:2016/03/22(火) 家づくりのこと

こんにちは。

木が呼吸する素材であることはご存知ですか?

いま木が呼吸するのを目に見える実験を行っています。

左側が、無垢材でできた部屋(呼吸する無垢材の部屋)

右側が、ハウスメーカーさんが作る新建材でできた部屋(呼吸しない新建材の部屋)

両方のコップに100℃の熱湯をいれています。

この2つの部屋・・・温度は同じですよね。

でも、湿度はどうですか?

 

湿度は25%近く違いますよね。

写真ではわかりにくいですが、右側の新建材の方の容器の表面に水滴がついています。

これが結露なんです。

左側の無垢材の部屋は、25%近い湿気を木が吸収してくれています。

反対に部屋の中が乾燥してくると、木は吸い込んだ湿気を放出してくれます。

これが木の持っている調湿効果なんです。

 

人間が生活していて気持ちいいと感じる、高原のさわやかな風は、湿度が40~65%。

本物の木は、呼吸をして、そういう環境を整えてくれています。

 

結露のひどい住宅はカビが繁殖しやすいです。

カビは空気中を常に漂っています。

温度が20℃以上、湿度が70%以上になると、繁殖を始めます。

カビが繁殖するとそれを餌にするダニが発生します。

ダニは秋口9月から10月頃に死骸になって、お部屋のお掃除をしたときに、

この死骸や埃や、ダニの糞が一緒になって舞い上がり、お子さんが呼吸したときに体内に入ります。

これがアトピーの原因の一つだと言われています。

 

ミズカミでは、長く安心して健康に住める本物の木の家をおすすめしています。