毎晩、ベッドに入ってから読みふけっています。
1950年3月から1967年4月まで新聞に掲載された歴史小説で
ギネスブックに世界最長の小説として記録されている全26巻。
家康の誕生から70余年の生涯を描いた歴史小説です。
家康の母、於大の方が13歳で水野弘忠に嫁ぎ15歳で家康を出産したが、
織田と今川の間に挟まれやむなく実家に帰される。
現代の同じ年頃の娘をもつ親としては戦国時代の女性の生きざまの
切なさや見事さに頭が下がります。
政略結婚、略奪婚、結婚は浮かれた好き嫌いではなく生きていくため
絶対の力にまかせられて
その場所で花開いていく姿がとても潔くて輝いて感じられます。
常に死と隣り合わせの男たちの決断や生き様も魅力的です。
今は7巻までたどり着きました。
鳥居強右衛門の長篠城へ織田・徳川の援軍が来ると知らせに戻る場面。
今夜読むのが待ち遠しいです。