今の寒い時期は入浴中の事故が多くなります。
富山県では平成26年度は127名の方が浴槽内で亡くなっています。
富山県の平成26年度の交通事故で亡くなった方は44名です。
富山県では浴槽内で亡くなる方は交通事故で亡くなる方の約2.8倍です。
ヒートショックを防ぐには
1 脱衣場や浴室を暖かくする
浴室の壁や床にお湯を撒いてお湯で床や壁を温めておく。壁、床の表面温度が上がることで室温も上がります。
洗面室にファンヒーターを設置したり、電気式の暖房機を設置して温めておく。
2 入浴前に水分をとっておく
3 お風呂につかるときは少しぬるめにしてつかりましょう。
4 お酒を飲んだ直後、空腹時や食べてすぐの入浴は避けましょう。
5 お風呂に入る前に家族に声をかけましょう。家族の方は気をつけてようすを伺いましょう。
6 浴槽から立ち上げるときは立ちくらみを防ぐため、ゆっくり立ちましょう。
7 お風呂につかるときは肩までにしましょう。立ちくらみを減らします。
寒い時期の寒いお風呂は家の中で一番死亡事故の多い場所です。
事故の起こりにくい環境にして注意してお風呂を使いましょう。