代表取締役 水上 幸俊(みずかみ ゆきとし) 自己紹介へ

積雪時は屋根裏の結露の可能性が高まります。

公開日:2017/01/16(月) 更新日:2017/01/16(月) 家づくりのことリフォームのこと代表取締役 水上 幸俊

おはようございます。

寒くなってたくさん雪も降りましたね。

 

   ある時モデルハウスで鍋を試してみようということになり何人かで鍋をつつくことになりました。通常は40%~60%の湿度ですが、鍋を始めて2時間もすると2階部分などは、80%を超える湿度になってしまいました。2階の樹脂サッシのペアガラス縁の部分にうっすら結露がみられました。断熱と気密を高めた建物でも暮らし方、使い方で結露も発生するということをその時体験いたしました。反対に最近マスクをしている方が目立ちますが、乾燥しすぎると、特に40%ほどの乾燥した湿度状態だと、喉を傷めたり風邪をひきやすくなるとも言われています。特に冬場は外部やランドリースペースに干してもなかなか乾かない洗濯物も、室内に乾かすことによって乾燥しすぎた室内を加湿する意味も込めていいのではないかと思います。特に24時間換気をしている最近の住宅はお料理の湯気や洗濯物の湿気が人体には必要だと考えます。私も出張でホテルに泊まる時などは、風呂タブにお湯を入れて風呂のドアを開けたままにして湿度を上げるようにして宿泊しています。うっかり、そうしないと起きた時に喉がイガイガという状態になっていることが多いです。特に冬場ですね。

 

   ですから、積雪時屋根面が冷やされて、もし室内が温かく湿度も85%を超えるような状態になるとより結露しやすい状態になっています。室内を外気の温度に近づけ、換気を充分にしていただくことでじめじめした結露の発生しない暮らし方をしていただきたいと思っています。

 

(株)ミズカミ

水上幸俊

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