みなさん、こんにちは!
ただ今「片付けセミナー始まりました。」
「ミントゥのいる暮らし」(株)ミズカミ本社にて、10時より12時まで行っています。
さて、当社の片付けについて何回も語っていますが、もう一度報告したいと思います。
当社は昭和3年創業です。本社のこの場所にて、祖母が祖父を婿に迎え、今の場所に家を建ててもらい建設請負業と旅館業を始めました。
木造の建物と鉄筋コンクリートの建物があります。木造の建物は昭和3年に建て、コンクリート部分は昭和40年東京オリンピックの後に建ったと聞いています。自分は5歳なのでおぼろげに覚えています。木造、鉄筋コンクリートそれぞれ100坪を少し超える面積があり、メンテナンスも毎年大変になってきました。
一昨年より環境整備に取り組み始めました。旅館をしていた関係で、10畳2室ほどの大量の食器がありました。宴会の上げ膳、いろり、大量の灰皿ありとあらゆるものがいくつも存在しておりました。それを一つ一つ捨ててきました。抵抗勢力は、それを使ったことのある私でした。社員と「これ1年以上使ってないですよね~?」「捨てていいですよね~~?」最初は捨てる気になれず、苦しかったです。しかし、何回か断シャリ、赤札大作戦を行ううち、「いらないか~!」と決断できるようになって物がだんだん少なくなっていきました。でも、まだまだ捨てなければいけない物があります。
それでも、赤札作戦を実行していきながら、物を捨てることによって、こだわりを捨て、気が楽になっていきました。ほとんどのものはどうしてもなくてはならない物ではない。もったいないとか、いつか使うだろうからとか、高かったからと採っておいても、使わなければ、物の存在は有効ではありません。使ってこそ存在意義があるのですね。わかってはいるのですが、そうやって日々過ごしています。物が多いと人は1日30分物を探して生きているといわれています。時間こそもったいないです。人生は有限ですもんね。
物を捨て続けていると、気分が楽になってきます。空気は通ります。運気も入ってきます。そして未来を考えるようになります。過去にとらわれていたら次の行動ができません。どんどん勇気が出てきます。考え方が前向きになります。長い冬を抜けて春がやってきました次のことを始めましょう!
㈱ミズカミ
水上幸俊