家は庭、塀、植栽でまったくイメージが変わりますね！

リフォーム前は石組みの上にはツゲの生垣がある立派な和風の前庭でした。

ただ、「アプローチの幅が狭いのと雑草がはえて手入れが大変」「アプローチを広げて、車も出入りでき、ちょっと玄関先に駐車しておけるようにしたい。」

「今のコンクリートのアプローチは面白くないのでちょっと家の玄関にふさわしいものに変えたい。」とのご要望でした。

広い敷地は雑草をとるのが大変でした。
玄関前から裏庭にかけて防草シートを敷いて砂利敷きをすることで雑草をとる面積をぐっと減らしました。

玄関横にいつも洗濯物を干しておられたので

視線が気になるとおっしゃっていました。

高い塀で囲ってしまうのは圧迫感があるので

視線を集めて横の洗濯干しスペースに

目がいかないようにしてみました。

自然石の白御影石と洗い出しコンクリートのアプローチは奥行きを感じさせます。

白御影石と洗い出しコンクリートを交互に敷設して両側には植栽スペースをとりました。

白御影石は高さやスリットの幅に工夫して

住宅のイメージに似合うように。

植栽には、お手入れしやすく

冬の雪の下になっても大丈夫なものを選びました。

樹木は株立ちで秋には紅葉が楽しめて

春先には新芽の美しいヤマモミジを植えました。

株立ちなので雪吊りの簡単にでき、

剪定も高さが気になるものを株元で切れば簡単です。

既存の石を組み替えて車も入れる幅を確保しました。

これで玄関前にも車が停められます。

玄関前のアイストップに白御影石の石柱をおいて、お手入れしやすい株立ちの紅葉と宿根草を植えました。

夜ライトアップされた時間に帰るとほっとするそうです。

明りが灯る時間は図面では想像できなかったそうで、とてもに気に入っておられるそうです。

玄関横にもともとあったつくばいの周りは伸びすぎていた南天をとって客土を入れ替えて新たに

オタフクナンテン、フッキソウ、ヤブラン、ツワブキを植えました。

冬から春にはツワブキの黄色い花とフッキソウの可愛い白い花が咲き、

秋にはヤブランの紫の花とオタフクナンテンの紅葉が楽しみです。

灯篭は以前からあったものを移設しました。

和室の窓から見える場所なので、いつでも綺麗にしておきたい場所です。なので、植栽もお手入れがしやすいものに

畑スペースもあります。

場所を区切ってコーナー分けしました。

つくばいのまわりに石を敷いて植栽をしました。

ライトは数か所に分けて設置したので夜はお庭が照らされてとても綺麗です。

御影石で出来た石柱はとても丈夫で耐久性に強く、品質の劣化も少ないので長く使用していただけます。

御影石の後ろには植栽を。

幅を広げて車の出入りできるようにリニューアルしました。

車が乗り入れられるように、下地からやり返しています。

玄関を入ると目の前には坪庭が！

見た目のことを考えるだけではなく、お手入れもしやすいように工夫しました。

木は詰め込みすぎると大きくなった時に大変なので、長い目で見たバランスを考え、詰め込みすぎないように引き算しました。

樹木を減らしたことで余白が生まれ、すっきりしました。

U様宅の前は住宅地に入る道路で、前は田んぼです。

激しい車通りはありませんが散歩をする住民のかたや住宅街への車の出入りがあります。

住宅の周辺は夜になると暗いので

照明器具も提案してつけました。

工事後、ご主人様も奥様から「夜帰ってきたら灯りがついているのが一番気に入っています。」とおっしゃっていただきました。

庭の照明は安全、防犯にももちろん効果があります。

灯りがあると、とてもほっとしますね！

「夜、庭の照明がつきとてもいやされます。自分の家じゃないみたい。」と喜んでいただいています。

家の明かりがつく頃にセンサーが感知して外灯も灯ります。

宿根草は毎年根が残って冬には雪の下になっても春には新芽が出てきて毎年花が咲いてくれます。

夜、照明が灯ると、自然石の御影石がほんのり美しくみえます。

お庭のリ・ニューアル工事前です。

石垣の幅が狭くて車の出入りはできませんでした。

工事前の玄関から見たアプローチ。

土の部分が多くて雑草をとるのが大変でした。

車が通れる幅にアプローチを広げて土の部分をできるだけ減らすことにしました。